ここからはじまる、
川口とアートの新たな章
2026年、川口市立美術館開館!
川口市立美術館は、アートを中心に市民が集い交流し、すべての人にとって開かれた創造と対話の拠点となることを目指して、2026年9月にグランドオープンします。建物が竣工する2026年1月以降は、開館プレ事業を開催します。
地域に息づく芸術、そして、ものづくりのまち・川口の歴史と文化や産業をアートとの関わりから見つめ直し、顕彰し、次世代に継承するとともに、教育・福祉・産業など多様な領域と連携し、地域に愛される美術館を目指します。
このまちに育まれてきた芸術を、未来へ。川口とアートの新たな章が、ここからはじまります。
継 承
市内の収集家が所蔵する貴重な美術作品や本市ゆかりの作品などを適切な管理のもとに収集、保存するとともに、それらの作品と本市の文化、歴史、産業との関係を調査研究し、展示することにより、ものづくりの伝統とチャレンジ精神を次世代に継承します。
共 生
障害の有無、経済状況、年齢、性別、国籍などにかかわらず、多様な人々を受け入れ、インクルーシブアートなどを活かし、誰もが気軽にアートに触れられるアクセシビリティに優れた施設運営に努め、共生社会の実現に向けて取り組みます。
育 成
「観る」「学ぶ」「集い交流する」体験で本物に触れることをきっかけに、アートの視点を通して、豊かな創造力や思考力、コミュニケーション能力といった様々な力を培い、どのような事にもチャレンジし、多方面で力を発揮する未来を担う人材を育成します。
(川口市策定)
川口市が掲げる「継承・共生・育成」という基本理念を達成するために、川口市立美術館は市民のみなさまとともに歩む、開かれた美術館を目指します。
ここでは、私たちが活動するにあたって大切にする3つのことをお伝えします。
地域に根ざした美術館であること
川口は、「ものづくりのまち」として豊かな文化を育んできました。私たちは、この街にゆかりのある作家や作品を調査・研究し、未来に継承していきます。また、過去を振り返るのみならず、いまこの街で制作を行っている作家たちにも目を向け、その活動を支援していきます。
開かれた美術館であること
美術館は、作品と向き合う場所であると同時に、異なる価値観と出会い、対話が生まれる場でもあると、私たちは考えています。川口市立美術館は、子どもも大人も、美術が好きな人もそうではない人も、誰もが気軽に足を運んでいただける公園のような場所でありたいと思います。
また、展示では、川口の地域性に根ざしたアートはもちろん、現代の多様な表現や、社会の「いま」を映すような作品も紹介していきます。自分たちが知っている世界の外側へ開かれた場所をつくっていきます。
ともに成長する美術館であること
美術館の中心的な活動は、作品の収集・保存・調査研究・公開にありますが、それが全てではありません。私たちは、他の施設と連携しながら、市民のみなさまの声に耳を傾け、時代の変化に応じて美術館の活動を柔軟に広げていきます。
川口市立美術館は、こうした活動を通じ、川口の街や市民のみなさまと、ともに歩み、ともに成長する美術館でありたいと願っています。
館長ごあいさつ
新たなアートの拠点を目ざして
川口市は経験豊かな職人や高度の技術が集積するものづくりの町であり、多くの美術家や工芸家の制作を支えても来ました。来年開館する川口市立美術館は、そのような町の気風を生かしながら、より多くの市民にアートに親しんでいただき、また国内外にその新たな息吹を発信する拠点ともなることを目ざしています。
当館が誰に対しても魅力的な美術館であるためには、川口が培ってきた文化を顕彰するとともに、川口ならではの文化的な多様性をも積極的に受け入れ、従来にない創造活動や幅広いコミュニケーションを誘発する「開かれた場」でなければならないでしょう。川口駅前という絶好のロケーションを生かした、誰もが気軽に立ち寄ることのできる美術館。この町のシンボルとして輝いている美術館。そんな素晴らしい美術館を市民の皆さんとともに作り上げて行こうではありませんか。
川口市立美術館館長予定者 建畠晢(Tatehata Akira)
美術館について
川口市立美術館は、既存の丘形状を生かした、緑に囲まれた2階建ての建物です。設計は香山建築研究所が手がけています。
2階の入り口正面は、間接的な自然光を取り入れた吹き抜け空間が来館者をお出迎え。展示室1(床面積430㎡)、展示室2(床面積187㎡)、展示ホール(床面積310㎡)の3つの展示室と、レストラン、ミュージアムショップが備わっています。
内装の仕上げの一部には、川口の鋳物が使われており、建物の中にも川口らしさが感じられます。
川口駅からリリアを通って美術館へ入ることもでき、川口駅、川口西公園と回遊性のあるつくりになっています。
ロゴ・シンボルマークの公募には、全国の小学生から80代までの幅広い年齢層の方々から計968点の応募がありました。
採用されたロゴ・シンボルマークは、川口市立美術館の「川」と「美」をモチーフに90°向きを変えた3本ライン、市民の元気を象徴する赤色で構成されています。
川口市立美術館では、新たに誕生したロゴ・シンボルマークとともに、川口市ならではの文化・芸術の魅力を発信しますので、どうぞご期待ください。
当館のコレクションは現在、約220点にのぼり、地域の美術愛好家や川口市ゆかりの作家からの寄贈により成り立っています。
川口市にゆかりのある作家たちの作品のほか、鏑木清方や横山大観をはじめ、近代日本美術を代表する巨匠たちの作品も所蔵しています。
特に、昭和から平成にかけて活躍した塗師祥一郎(Nushi Shoichiro)の作品は、68点を所蔵しており、国内でも有数のコレクションを誇ります。
お知らせ
「はじまりの足音」
はじめまして、川口市立美術館です。川口市立美術館は、2026年9月のグランドオープンに向けて大慌てで準備を進めているところです。2026年1月には竣工式を迎え、建物の完成後には、美術作品を安全に展示するために館内環境を整える「枯らし期間」に入ります。この期間を活かして、みなさまに美術館のことをもっと身近に感じていただけるよう、2026年2月から3月、そして4月から8月の2期に分けて、開館プレ事業を開催します。
第1期「はじまりの足音」では、グランドオープン前しか見ることができない「空っぽの美術館」をめぐる館内見学をはじめ、川口の豊かな文化資源を題材にしたプログラムや、川口ゆかりの現代美術作家によるレクチャーをご用意します。また、美術館のアクセシビリティ(すべての人が美術館を快適に利用できるようにする工夫や配慮)について考えるひとときも予定しています。
「わくわく」や「どきどき」や「ときめき」が集まる、誰もが気軽に過ごせる公園のような美術館へ。ここからはじまる川口の新しい物語を、ぜひ一緒に楽しみましょう。
〇プログラム
*申込方法はこのページの最下部をご覧ください。
1)館内ツアー
内容:川口市立美術館のスタッフが建物をご案内します。
日時:2026年2月14日(土)、2月27日(金)、3月14日(土)、3月22日(日)
いずれも午後2時から(所要時間1時間程度)。
集合場所:川口市立美術館アトリウム
定員:各回50名(小学生3年生以下は保護者同伴)
申込:事前申込制(申込多数の場合は抽選)。
申込期間:1月1日以降、開催日の前月末まで。
(2月14日、2月27日の回は、1月31日(土)まで。3月14日、3月22日の回は2月28日(土)まで)
参加料:無料
2)「渡り鳥アートプロジェクト」ワークショップ
内容:川口にアトリエを構える小林万里子さん(テキスタイル作家)の企画による、布や糸を使って鳥を作るワークショップです。「渡り鳥」のように、2025年9月から市内各所で開催してきたワークショップの最終回。完成した作品は、美術館で展示します。
日時:2026年1月31日(土)①午前11時~、②午後2時~(所要時間90分程度)。
最初に30分ほど館内ツアーを行ったあとに、ワークショップを開催します。
会場:川口市立美術館アトリウム
定員:各回20名(小学生3年生以下は保護者同伴)
申込:事前申込制(申込多数の場合は抽選)。
申込締切:1月17日(土)
参加料:無料
3)川口の文化を深堀する-鋳物のまちとベーゴマ文化-
内容:川口市立郷土資料館×川口市立美術館の特別企画。川口市立美術館が収集するのは川口ゆかりの美術作品。その作品たちを生んだ川口の歴史と文化を再発見するプログラムです。ナビゲーターの井出さんと一緒に川口駅周辺を散策し、最後は美術館でベーゴマ大会!みんなで気軽に、私たちの街の文化を楽しみましょう。
日時:2026年2月22日(日)
駅周辺散策 午前11時~/ベーゴマ体験 午後2時~午後4時30分
※1日参加を基本とします。
ナビゲーター:井出祐史(川口市立文化財センター「郷土資料館」)
会場:川口市立美術館アトリウム
定員:30名(小学生3年生以下は保護者同伴。保護者は参加者無料)
申込:事前申込制(申込多数の場合は抽選)
申込締切:2月8日(日)
参加料:500円(川口市立美術館オリジナルベーゴマ付)
4)川口で何ができる? ミュージアムのアクセシビリティを考えよう!
美術館は、誰もが楽しめる場所であるべきです。けれども、身体的な条件や環境など、さまざまな理由で作品を鑑賞しづらい人たちもいます。そうした方々にとっても居心地のよい美術館にするために、私たちに何ができるでしょうか。今回のトークでは、アクセシビリティの分野で先進的な取り組みを行う石田留美子さん(さいたま市立漫画会館)をお迎えし、川口でもできること、川口だからできることを一緒に考えます。
日時:2026年3月7日(土)午後2時~午後3時
講師:石田留美子(さいたま市立漫画会館)
会場:川口市立美術館アトリウム
定員:40名(参加費無料、小学生3年生以下は保護者同伴)
申込締切:2月21日(土)
*3月中には川口ゆかりの現代美術作家によるレクチャーとワークショップを実施予定です。詳細が決まりましたら、お知らせします。
〇申込方法
事前申込制のプログラムにつきましては、以下の通りお申込みください。
はがきは申込日までに到着したもののみ受け付けます。
1 メール
件名にプログラム名をお書きのうえ、①お名前、②当日連絡が取れる電話番号をお知らせください。
申込先:event@kawaguchi-moa.jp
2 はがき
参加を希望されるプログラム名をお書きのうえ、①お名前、②当日連絡が取れる電話番号をお知らせください。
送付先:〒332-0015 埼玉県川口市川口3-1-2 川口市立美術館「はじまりの足音」係
「アズーリ」が静かに寄り添います
新鮮なヨーロッパ野菜をはじめとした地元食材でつくる本格イタリアンレストラン。
彩り豊かなヨーロッパ野菜や埼玉のご当地牛「武州和牛」など、 地元の恵みを活かした地産地消イタリアンをご提供いたします。 美術鑑賞の余韻を、さらに深く、豊かに刻むひとときをお過ごし下さい。 皆さまにお会い出来る日を心よりお待ち申し上げております。
