ここからはじまる、
川口とアートの新たな章
2026年、川口市立美術館開館!
川口市立美術館は、アートを中心に市民が集い交流し、すべての人にとって開かれた創造と対話の拠点となることを目指して、2026年に開館します。
地域に息づく芸術、そして、ものづくりのまち・川口の歴史と文化や産業をアートとの関わりから見つめ直し、顕彰し、次世代に継承するとともに、教育・福祉・産業など多様な領域と連携し、地域に愛される美術館を目指します。
このまちに育まれてきた芸術を、未来へ。川口とアートの新たな章が、ここからはじまります。
継 承
市内の収集家が所蔵する貴重な美術作品や本市ゆかりの作品などを適切な管理のもとに収集、保存するとともに、それらの作品と本市の文化、歴史、産業との関係を調査研究し、展示することにより、ものづくりの伝統とチャレンジ精神を次世代に継承します。
共 生
障害の有無、経済状況、年齢、性別、国籍などにかかわらず、多様な人々を受け入れ、インクルーシブアートなどを活かし、誰もが気軽にアートに触れられるアクセシビリティに優れた施設運営に努め、共生社会の実現に向けて取り組みます。
育 成
「観る」「学ぶ」「集い交流する」体験で本物に触れることをきっかけに、アートの視点を通して、豊かな創造力や思考力、コミュニケーション能力といった様々な力を培い、どのような事にもチャレンジし、多方面で力を発揮する未来を担う人材を育成します。
(川口市策定)
川口市が掲げる「継承・共生・育成」という基本理念を達成するために、川口市立美術館は市民のみなさまとともに歩む、開かれた美術館を目指します。
ここでは、私たちが活動するにあたって大切にする3つのことをお伝えします。
地域に根ざした美術館であること
川口は、「ものづくりのまち」として豊かな文化を育んできました。私たちは、この街にゆかりのある作家や作品を調査・研究し、未来に継承していきます。また、過去を振り返るのみならず、いまこの街で制作を行っている作家たちにも目を向け、その活動を支援していきます。
開かれた美術館であること
美術館は、作品と向き合う場所であると同時に、異なる価値観と出会い、対話が生まれる場でもあると、私たちは考えています。川口市立美術館は、子どもも大人も、美術が好きな人もそうではない人も、誰もが気軽に足を運んでいただける公園のような場所でありたいと思います。
また、展示では、川口の地域性に根ざしたアートはもちろん、現代の多様な表現や、社会の「いま」を映すような作品も紹介していきます。自分たちが知っている世界の外側へ開かれた場所をつくっていきます。
ともに成長する美術館であること
美術館の中心的な活動は、作品の収集・保存・調査研究・公開にありますが、それが全てではありません。私たちは、他の施設と連携しながら、市民のみなさまの声に耳を傾け、時代の変化に応じて美術館の活動を柔軟に広げていきます。
川口市立美術館は、こうした活動を通じ、川口の街や市民のみなさまと、ともに歩み、ともに成長する美術館でありたいと願っています。
館長ごあいさつ

新たなアートの拠点を目ざして
川口市は経験豊かな職人や高度の技術が集積するものづくりの町であり、多くの美術家や工芸家の制作を支えても来ました。来年の秋に開館する川口市立美術館は、そのような町の気風を生かしながら、より多くの市民にアートに親しんでいただき、また国内外にその新たな息吹を発信する拠点ともなることを目ざしています。
当館が誰に対しても魅力的な美術館であるためには、川口が培ってきた文化を顕彰するとともに、川口ならではの文化的な多様性をも積極的に受け入れ、従来にない創造活動や幅広いコミュニケーションを誘発する「開かれた場」でなければならないでしょう。川口駅前という絶好のロケーションを生かした、誰もが気軽に立ち寄ることのできる美術館。この町のシンボルとして輝いている美術館。そんな素晴らしい美術館を市民の皆さんとともに作り上げて行こうではありませんか。
川口市立美術館館長予定者 建畠晢(Tatehata Akira)
美術館について
川口市立美術館は、既存の丘形状を生かした、緑に囲まれた2階建ての建物です。設計は香山建築研究所が手がけています。
2階の入り口正面は、間接的な自然光を取り入れた吹き抜け空間が来館者をお出迎え。展示室1(床面積430㎡)、展示室2(床面積187㎡)、展示ホール(床面積310㎡)の3つの展示室と、レストラン、ミュージアムショップが備わっています。
内装の仕上げの一部には、川口の鋳物が使われており、建物の中にも川口らしさが感じられます。
川口駅からリリアを通って美術館へ入ることもでき、川口駅、川口西公園と回遊性のあるつくりになっています。




ロゴ・シンボルマークの公募には、全国の小学生から80代までの幅広い年齢層の方々から計968点の応募がありました。
採用されたロゴ・シンボルマークは、川口市立美術館の「川」と「美」をモチーフに90°向きを変えた3本ライン、市民の元気を象徴する赤色で構成されています。
川口市立美術館では、新たに誕生したロゴ・シンボルマークとともに、川口市ならではの文化・芸術の魅力を発信しますので、どうぞご期待ください。
当館のコレクションは現在、約220点にのぼり、地域の美術愛好家や川口市ゆかりの作家からの寄贈により成り立っています。
川口市にゆかりのある作家たちの作品のほか、鏑木清方や横山大観をはじめ、近代日本美術を代表する巨匠たちの作品も所蔵しています。
特に、昭和から平成にかけて活躍した塗師祥一郎(Nushi Shoichiro)の作品は、68点を所蔵しており、国内でも有数のコレクションを誇ります。
お知らせ

【中途採用】2026年オープン予定の川口市立美術館で一緒に働いてくださる学芸員を募集します。
詳しくは、指定管理者 代表企業のサイトをご覧ください。
こちら
~メディアセブン回~

川口市立美術館は、アートを中心に人々が集い交流し、すべての人に開かれた創造と対話の拠点となることを目指して、2026年に開館します。そのプレ事業として、「市民とつくる 渡り鳥アートプロジェクト」と題したワークショップを開催します。
このワークショップは、川口を拠点に活動するテキスタイル作家の小林万里子さんのアイデアから生まれました。渡り鳥が季節に導かれて各地をめぐるように、市内のさまざまな場所をめぐりながら、参加者の皆さんに、A3サイズほどの鳥のかたちをした布に、川口の織物業者さんから提供いただいた布や糸を使って、思い思いの模様を作っていただきます。
完成した作品はインスタレーションの一部となり、私たちの街に新たに生まれる美術館を彩ります。
どうぞお気軽にご参加ください!
- 企 画:
- 小林 万里子(テキスタイル作家)
- 日 時:
- 2025年9月14日(日)
10:30-17:30 ※入替制
①10:30 ②13:30 ③15:30 - 場 所:
- 川口市立映像・情報メディアセンターメディアセブン(川口市川口1‐1‐1キュポ・ラビル7階)ワークスタジオB
- 料 金:
- 無料
事前申込不要です。当日会場にお越しください。
※9月~12月の期間、同様のイベントで市内各所を巡回します。
開催日程が決まり次第、HP・SNS等にて告知します。
~michinowa 回~

川口市立美術館は、アートを中心に人々が集い交流し、すべての人に開かれた創造と対話の拠点となることを目指して、2026年に開館します。そのプレ事業として、「市民とつくる 渡り鳥アートプロジェクト」と題したワークショップを開催します。
このワークショップは、川口を拠点に活動するテキスタイル作家の小林万里子さんのアイデアから生まれました。渡り鳥が季節に導かれて各地をめぐるように、市内のさまざまな場所をめぐりながら、参加者の皆さんに、A3サイズほどの鳥のかたちをした布に、川口の織物業者さんから提供いただいた布や糸を使って、思い思いの模様を作っていただきます。完成した作品はインスタレーションの一部となり、私たちの街に新たに生まれる美術館を彩ります。
第2弾の開催は、イオンモール川口 michinowaネッツトヨタ東埼玉株式会社さんの店舗で開催します。
どうぞお気軽にご参加ください!
- 企 画:
- 小林 万里子(テキスタイル作家)
- 日 時:
- 2025年9月27日(土)9月28日(日)
11:00-15:00 ※入替制
①11:00 ②12:00 ③13:00 ④14:00 - 場 所:
- イオンモール川口 1階 michinowa ネッツトヨタ東埼玉株式会社
- 料 金:
- 無料
- 定 員:
- 各回15名程度
- 対 象:
- どなたでも(未就学児は保護者同伴)
事前申込不要です。当日会場にお越しください。
※10月~12月の期間、同様のイベントで市内各所を巡回します。
開催日程が決まり次第、HP・SNS等にて告知します。
「アズーリ」が静かに寄り添います

新鮮なヨーロッパ野菜をはじめとした地元食材でつくる本格イタリアンレストラン。
彩り豊かなヨーロッパ野菜や埼玉のご当地牛「武州和牛」など、 地元の恵みを活かした地産地消イタリアンをご提供いたします。 美術鑑賞の余韻を、さらに深く、豊かに刻むひとときをお過ごし下さい。 皆さまにお会い出来る日を心よりお待ち申し上げております。